天帝妖狐（短編集）/乙一

天帝妖狐
A MASKED BALL～及びトイレのタバコさんの出現と消失～

天帝妖狐（短編集）/乙一

－あらすじ－
天帝妖狐
主人公はある日道にうずくまる全身を包帯で覆った人を見つけます
体中から覇気が感じられ恐ろしかったのですが死んでしまうと思い家に呼びました
それから数週間後ある事件が起きました
それは包帯の人の働く先の人が指のつめが剥がれたり骨をおられてたりと
悲惨な状態で見つかったものでした
冒頭は包帯の人からの手紙で始まります
なぜ包帯を巻いた姿なのか　何があったのかが語られます

A MASKED BALL～及びトイレのタバコさんの出現と消失～
主人公がいつもタバコを吸いに行く人目のつかないトイレ
壁にある日落書きで「ラクガキスルベカラズ」とありました
それに何人かの人が返事を書き込み
落書きで会話を繰り返していくうちに
事件が起こる

－感想－
天帝妖狐
すごく気持ち悪いこととか書かれてるのだけど
そこまで気持ち悪くはならず
ただ包帯男のことがかわいそーな感じだったかな
包帯男は子供のときにこっくりさんをして
それ以来体に異変が起こり今包帯だらけになってしまったのだけど
最後はそんな自分は町で暮らすことはできないと
そーいって出て行ってしまうのだけど
お世話になった主人公の家を訪ねていきさつなど語った手紙を渡しにくるんです
そのときの接し方はほんと他人でわずらわしい気持ちとゆーか
なんかもやもやした感じで
他人のふりしてさよならをいうとかとても切ない感じだった
幸せになってほしかったけどどーしようもないとゆー
でも終わり方が一番良かった話

A MASKED BALL～及びトイレのタバコさんの出現と消失～
書き込みがカタカナって言うのが怖いっ
カタカナで怖いこととかわけのわからないこととか常識はずれのことを書かれて
それでそれを実行するんだから（´・ω・）
でもってカタカナの人が本当にやっつけたかった犯人が
主人公であるタバコを吸ってた高校生ってのが
余計怖いのでした（´・ω・）